
■自然・温泉・食文化と融合し「世界でいちばんやさしい場所」へ
サンリオ<8136>(東証プライム)とサンリオエンターテイメントは12月8日、サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド(大分県日出町)の「エンタメリゾート化」に向けた基本構想を発表した。同日、大分県庁で大分県および日出町と立地表明式を開催し、「世界でいちばんやさしい場所」を目指す構想の本格始動を明らかにした。
ハーモニーランドは1991年開業で、来年35周年を迎える。2024年12月には大分県と「将来的なエンタメリゾート化」を含む包括連携協定を締結し、「大分ハローキティ空港」の愛称化や直通ラッピングバスの運行など観光振興策を進めてきた。今後は大分の自然、温泉、食文化とサンリオのエンターテインメントを融合し、新たなリゾート体験の創出を目指す。
基本構想では、地形を生かした「天空のパーク」、大屋根整備、ロープウェーや電動モビリティの導入、新規施設やアトラクションの刷新、ホテル建設構想などを検討する。構想段階からファンや地域と共に創る共創型開発とし、ユニバーサル設計やインクルーシブな楽しみ方を重視し、誰の笑顔も諦めないリゾートづくりを進める方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























