Jトラストがシンガポールでの実質勝訴判決に基き720万米ドルを受領

■すでに5400万米ドルなど受領し今後も債権の残額回収を継続

 Jトラスト<8508>(東2)は4月30日の朝、シンガポールでの訴訟案件について「開示事項の経過」(進展)を発表し、実質的な勝訴判決に基づく一部履行として、7,200,000米ドルの受領を発表した。これまでに54,000,000米ドル及び958,169.05シンガポールドルを回収している。

 発表によると、2020年10月6日付の当社適時開示『(開示事項の経過)当社のGroup Lease PCLに対する現状の認識について』で開示したように、シンガポール共和国の控訴裁判所は、GLの完全子会社であるGroup Lease Holdings Pte.Ltd.(GLH)、此下益司氏(以下、此下氏)ほか5社に対し、JTRUST ASIA PTE. LTD.(Jトラストアジア」)へ、損害賠償として、70,006,122.49米ドル及び131,817.80シンガポールドルの合計額とともに、シンガポールにおける訴訟費用を支払うよう命じる判決を言い渡している。

 また、2021年4月7日付で開示した通り、Jトラストアジアは、これまでに54,000,000米ドル及び958,169.05シンガポールドルを回収した。

 さらに、今回、2021年4月29日、Jトラストアジアは、GLHより当該判決の一部履行として、7,200,000米ドルを受領した。Jトラストアジアとしては、当該判決に基づく債権の残額の回収に向けて引き続き尽力していく方針とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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