マーチャント・バンカーズが千葉西部地盤の建設会社と業務提携し建設プロジェクトへの投資を積極推進

■邦徳建設(株)、特別目的会社や共同事業体を組成し取り組む

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)は5月17日の15時30分、同日付で、邦徳建設株式会社(千葉県松戸市、上野昌徳代表取締役)と業務提携を行うことを決定し、同社が受注する建築工事について、共同して特別目的会社や共同事業体を組成のうえ、取り組んでいくと発表した。

 5月18日前場の株価は312円(9円高)まで上げた後も堅調で3日続伸基調となっている。

■不動産事業とシナジーの期待できる分野へ事業を展開

 邦徳建設は、上野代表取締役が2016年3月に設立した総合建設業で、住居施設や公共施設などの新築工事や大規模修繕における架設工事を中心に、急激に業容を拡大し、設立5期目にあたる21年2月期には、売上19.55億円を達成した。総合建設業者として、官公庁や大手デベロッパーからの、大規模な住居施設や公共施設などの建築工事一式の受注を強化している。

■マンション投資での堅固な収益基盤を軸に不動産事業を拡大

 一方、マーチャント・バンカーズは、投資会社として、大都市部のマンションへの投資により、堅固な収益基盤を構築していることを基盤として、さらに収益性が高く、また、不動産事業とのシナジーの期待できる分野へ事業を展開するため、積極的に業務提携を展開している。グループ会社である株式会社アビスジャパンをはじめ、建設のプロジェクトへの投資に積極的に取組んでいる。

 邦徳建設が大規模な建築工事を複数受注し、円滑に納めてゆくために、業務提携を行い、特別目的会社や共同事業体を組成のうえ、プロジェクトごとに必要な資金を円滑に調達する。

 プロジェクトに必要な資金は、マーチャント・バンカーズが、自己資金又は金融機関から調達した資金を、特別目的会社等に出資することとし、プロジェクトごとに、両社で、特別目的会社等への出資比率を協議する。マーチャント・バンカーズは、特別目的会社や共同事業体への出資を通じ、連結として、プロジェクトの売上利益を取り込んでいく。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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