大幸薬品:「二酸化塩素ガスによる環境感染対策」発表

■柴田社長、10年に亘る研究成果~日本化学療法学会総会で

大幸薬品<4574>(東1)の柴田高社長は、「第63回日本化学療法学会総会(6月4日~6日開催)のランチョンミーティング(6日)で、同社が研究を開始してから10年に亘る二酸化塩素に関する研究成果として「二酸化塩素ガスによる環境感染対策」を発表した。

同社は、これまでも二酸化塩素ガスに関する研究成果を公表し、特許取得に合わせて製品開発し提供している。二酸化塩素ガスの安全性を調査し開発した除菌・消臭製品「クレベリン」は、代表的商品であり、同ガスの安全性についての理解を大きく覆すものとして注目されている。

今回の発表は、同社の二酸化塩素の研究結果から、同学会に参加した医療関係者に向け、同社が独自の低温度の二酸化塩素ガスを一定濃度で放出する最新技術を使うことで可能となる、「医療施設での衛生管理」に主眼を置いた内容であった。

これまで同社が培ってきた基礎研究、有効性・安全性、疫学調査のサマリーをはじめ、インフルエンザウィルス不活性化のメカニズム解明、コロナウィルスに対する研究、蚊の忌避剤としての特許、二酸化塩素ガス検知装置の開発、西アフリカ諸国への製品提供などの最新情報も併せて報告した。

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