【株式市場】円安関連株や景気回復期待株など高く日経平均は一時266円高まで上げて堅調に推移

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8376円70銭(58円87銭高)、TOPIXは1912.33ポイント(7.64ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億3455万株

 5月24日(月)前場の東京株式市場は、為替の円安などを受けてトヨタ自<7203>(東1)が取引開始後に約1週間ぶりの上場来高値を更新し、日本郵船<9101>(東1)などの海運株は運賃市況なども言われて軒並み出直った。鉄鋼、銀行等も高い。日経平均は始値こそ安かったが一気に切り返して266円35銭高(2万8584円18銭)まで上げ、前引けも値を保ち堅調だった。

 日精樹脂工業<6293>(東1)が今期大幅増益予想の業績動向に評価衰えず一段高。大阪有機化学<4187>(東1)は業績予想の増額など好感され活況高。神鋼環境S<6299>(東2)は原発汚染土壌の福島県外での処分について環境省が対話と伝えられたことなどが材料視され大きく出直り、EMネットジャパン<7036>(東マ)はソフトバンク<9434>(東1)との資本提携・TOBが材料視されストップ高。ヒーハイスト<6433>(JQS)はカーレース最高峰「F1」第5戦『モナコGP』でホンダ<7267>(東1)チームが今季2勝目と伝えられたことなどが材料視され3年ぶりの高値。

 東証1部の出来高概算は5億3455万株、売買代金は1兆1375億円。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は1378銘柄、値下がり銘柄数は726銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種が値上がりし、海運、鉱業、空運、銀行、石油石炭、鉄鋼、保険、卸売り、繊維製品、輸送用機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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