日本アビオニクスが高値を更新、ワクチン「大規模会場」続々増え赤外線サーモグラフィシステム再拡大の期待

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■今期は営業14%増益を想定するが一段拡大の期待が

 日本アビオニクス<6946>(東2)は6月7日、一段高となり、10時にかけて8%高の4240円(320円高)まで上げて3日ぶりに高値を更新している。赤外線サーモグラフィカメラによる感染症対策システムなどが好調で、ワクチンの大規模会場方式による接種拡大により、今期も業績拡大を期待する動きが出ている。

 前3月期の連結営業利益は前期の16.4倍となった。今期の予想は13.7%増を見込むため、増益率は急激に縮むことになる。が、ここへきて新型コロナワクチンの大規模会場方式の接種を各自治体でも導入する動きが広がり、21日からは職場での接種も開始される。さらに、中高校での集団接種を検討する県も出てきたと伝えられた。こうした動きを受け、今期の業績予想の拡大を期待する動きが出てきたようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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