日本製鉄が4%高など鉄鋼株が再び高い、米国の大型インフラ投資に期待強まる

東京証券取引所

■景気敏感株として国内の「コロナ後」への期待も映し出す

 6月25日の東京株式市場では、日本製鉄<5401>(東1)が取引開始後に4%高の1901.0円(71.5円高)まで上げ、神戸製鋼所<5406>(東1)は3%高の710円(22円高)、JFEホールディングス<5411>(東1)は4%高の1319円(50円高)と、鉄鋼株の上げが目立っている。

 「バイデン米大統領は24日、超党派の上院議員らと会合を開き、8年間で1兆2000億ドル規模のインフラ投資計画で合意したと発表した」(ロイター通信より)と伝えられ、米国の大型社会基盤投資への期待が強まった。

 鉄鋼3銘柄は、日経平均が21年ぶりに3万円台に乗せた今年2月にかけての上げ相場を牽引し、その後も5月にかけて一段高となった。直近は調整が進んできたため、景気敏感株として国内の「コロナ後」への期待も映し出す銘柄として注目する様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る