【本日の主な企業動向】米州生産強化・海外進出・資本提携・暗号資産投資など――広がる新潮流と相場材料
- 2025/8/25 08:20
- 株式投資ニュース

・TOTO<5332>(東証プライム):米ジョージア州モロー工場に新棟。2025年秋稼働。自動接着ロボットなど自動化設備34台導入で米州生産能力を従来比150%、3拠点合計年約100万ピース体制へ。投資総額2億2430万米ドル。2027年に焼成窯2基増設。
・コア<2359>(東証プライム):準天頂衛星「みちびき」を活用した木材トレーサビリティ実証が内閣府「2025年度実証事業」に採択。2025年8月~2026年3月、3地域で検証。違法伐採対策や他産業展開も視野。
・トーカロ<3433>(東証プライム):米アリゾナ州テンペに新会社「TOCALO USA Arizona LLC(仮称)」設立へ。資本金100万米ドル。2025年9月設立、事業開始は2027年頃。半導体装置部品の表面改質で米国供給網を強化。
・クオンタムソリューションズ<2338>(東証スタンダード):連結子会社がビットコインを追加取得(5.226BTC、総額60万米ドル、平均約11万5000米ドル/BTC)。累計14.190BTC、総取得額163.5万米ドル。業績予想は非開示、四半期で時価評価。
・ジェリービーンズグループ<3070>(東証グロース):RIZINと戦略提携。選手コラボ商品やデジタルアート販売、投票企画などを展開。8月ティザー、9月第1弾、10~12月展開、2026年1月海外向け、2月成果公表。業績影響は精査中。
・コンヴァノ<6574>(東証グロース):ビットコイン200枚を35億0800万円で購入完了。平均取得単価1枚あたり1,754万円。累計約64億円・364.9254833枚を取得。オプション料5,003万3,328円受領。
・日本システム技術<4323>(東証プライム):株主優待を拡充。従来の3月末600株以上カタログ(3,000~12,000円)に加え、9月末基準で100株以上1年以上保有にQUOカード1,000円。初年度(2025年9月)は保有期間条件なし。
・アイティフォー<4743>(東証プライム):アイセルを連結子会社化へ追加取得。保有比率41.2%以上見込み。2025年10月1日実行予定。グループ3社を傘下にDX・セキュリティ分野で協業強化。
・GFA<8783>(東証スタンダード):保有トークンAGFの一部売却で仮想通貨売却益約955万米ドル見込み(試算)。期末に計上予定。業績影響は精査中。
・ニッカトー<5367>(東証プライム)・5356:資本提携で株式持ち合い。美濃窯業がニッカトー30万株(2.48%)、ニッカトーが美濃窯業15万株(1.41%)を2025年9月8日に取得。環境対応型製品開発で協力強化。
・エンバイオ・ホールディングス<6092>(東証グロース):株主優待を拡充。700株以上1年以上保有に長期特典として優待ポイントを1.1倍に。2024年9月末以降適用。
・シンプレクス・ホールディングス<4373>(東証プライム):SBI証券の新店頭CFDサービス基盤を提供。暗号資産含むマルチアセット対応。自社プライシングやリスク管理などを一貫提供。サービスは8月25日開始予定。
・ピクセルカンパニーズ<2743>(東証スタンダード):子会社再編でシステム事業の一部をピクセルKへ譲渡(2025年10月1日、譲渡価額0円)。福島・大熊のデータセンターでネットワーク機器工事発注(総額約400万円、2025年12月完了予定)。代表交代など経営刷新策も公表。
・ヤマトインターナショナル<8127>(東証スタンダード):自己株式取得を決議。上限7万2300株・3600万円、期間8月26~29日(ToSTNeT-3)。投資有価証券3銘柄を売却し特別利益約4億円計上見込み。
・マテリアルグループ<156A>(東証グロース):トレプロを19億円で完全子会社化へ。8月25日契約、9月30日譲渡予定。TikTok活用の採用支援を取り込み、PR事業とシナジー。のれん11~12億円、償却10年。2025年期影響は軽微。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)