トシン・グループは22年5月期増収増益予想

(決算速報)
 トシン・グループ<2761>(JQ)は7月2日の取引時間中に21年5月期連結業績を発表した。減収減益だった。新型コロナウイルスによる経済収縮の影響で住宅関連業界全体が厳しい状況だった。22年5月期は需要の緩やかな回復を想定し、積極的な営業展開で増収増益予想としている。収益拡大を期待したい。株価は上値の重い展開だが一方では下値を切り上げている。出直りを期待したい。

■21年5月期は新型コロナ影響で減収減益、22年5月期は増収増益予想

 21年5月期(20年5月21日~21年5月20日)連結業績は、売上高が20年5月期比5.2%減の406億28百万円、営業利益が15.9%減の16億13百万円、経常利益が20.4%減の22億73百万円、親会社株主帰属当期純利益が23.2%減の14億61百万円だった。配当は20年5月期と同額の56円(第2四半期末28円、期末28円)とした。

 減収減益だった。新型コロナウイルスによる経済収縮の影響で、新設住宅着工戸数の減少、リニューアル需要の低迷など住宅関連業界全体が厳しい状況だった。

 四半期別に見ると、第1四半期は売上高93億79百万円、営業利益2億42百万円、経常利益3億86百万円、第2四半期は売上高106億58百万円、営業利益4億88百万円、経常利益6億86百万円、第3四半期は売上高96億75百万円、営業利益3億89百万円、経常利益5億17百万円、第4四半期は売上高109億16百万円、営業利益4億94百万円、経常利益6億84百万円だった。

 22年5月期(21年5月21日~22年5月20日)の連結業績予想は、売上高が21年5月期比1.5%増の412億50百万円、営業利益が1.6%増の16億40百万円、経常利益が5.5%増の23億97百万円、親会社株主帰属当期純利益が5.3%増の15億40百万円としている。配当予想は21年5月期と同額の56円(第2四半期末28円、期末28円)としている。

 新型コロナウイルスの影響に不透明感が強いが、期後半に向けて需要が緩やかに回復すると想定し、得意とする地域密着の営業活動による小口多数販売を推進して増収増益予想としている。収益拡大を期待したい。

■株価は下値切り上げ

 株価は上値の重い展開だが一方では下値を切り上げている。調整一巡して出直りを期待したい。6月29日の終値は6230円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS193円72銭で算出)は約32倍、時価総額は約711億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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