【株式市場】NYダウ209ドル安を受け日経平均は朝方481円安まで下押すが次第に持ち直し底堅い

株式市場 取引所

◆日経平均は2万8363円82銭(279円39銭安)、TOPIXは1638.42ポイント(16.08ポイント安)、出来高概算(東証1部)はやや回復し5億5042万株

 7月7日(水)前場の東京株式市場は、NYダウ209ドル安を受けて半導体株などが安く始まり、信越化学<4063>(東1)などは安いまま一進一退となった。一方、ソニー<6758>(東1)は朝安のあと回復し、一時小高くなる場面も。日経平均は取引開始後の481円46銭安(2万8161円75銭)を下値に持ち直し、前引けは下げ幅200円台にとどまった。

 キーエンス<6861>(東1)が年金基金の保有や日経平均の入れ替え候補(定時入れ替えは10月下旬)との観測などで戻り高値に進み、レノバ<9519>(東1)は再生エネ銘柄の中で多角化が進み太陽光発電の用地開発が規制されても相対有利とされて一段高。バイク王&カンパニー<3377>(東2)は業績上振れ期待などで一段高。地盤ネットHD<6072>(東マ)、川崎地質<4673>(JQS)は国交相による全国の「盛り土」調査方針などを受け活況高。

 東証1部の出来高概算はやや回復し5億5042万株、売買代金は1兆1569億円。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は571銘柄、値下がり銘柄数は1530銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は、精密機器1業種のみとなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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