【株式市場】日経平均は一時66円安まで値を消すがNY最高値など好感され堅調に推移

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8043円01銭(27円99銭高)、TOPIXは1958.36ポイント(4.81ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億439万株

 8月13日(金)前場の東京株式市場は、指数オプションとミニ先物のSQ(特別清算値・行使価格)算出に絡む注文が取引開始と同時に入り買い優勢とされ、日経平均は23円高で始まった。ただ、新型コロナ患者拡大や病床ひっぱくを受けてて手控える様子があり、日経平均はほどなく値を消して9時30分頃に65円69銭安(2万7949円33銭)まで軟化した。しかし、NYダウ最高値もありソニーG<6758>(東1)やトヨタ自<7203>(東1)などが高く、日経平均は持ち直して前引けは小高くなった。

 JFEホールディングス<5411>(東1)が四半期黒字化の好決算と米景気回復期待のNY最高値などを受けて活況高。ケイアイスター不<3465>(東1)は大幅増益と業績・配当予想の増額が好感され買い気配のままストップ高。玉井商船<9127>(東2)は大幅増益と米景気回復期待などでストップ高。アクセルマーク<3624>(東マ)は四半期決算が評価され一時ストップ高。星医療酸器<7634>(JQS)は在宅コロナ患者の増加などで一時ストップ高。

 SQの日経平均型の試算値は2万8093円15銭(前日の日経平均終値比78円13銭高)(0.28%)と伝えられた。

 東証1部の出来高概算は5億439万株、売買代金は1兆2252億円。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は974銘柄、値下がり銘柄数は1088銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種が上げ、サービス、鉄鋼、精密機器、食料品、情報通信、その他製品、医薬品、卸売り、海運、小売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る