地盤ネットHDは後場一段と強含む、西日本の災害級豪雨を受け思惑買いの見方

■第1四半期決算はわずかに赤字だったが通期予想は増収増益を据え置く

 地盤ネットホールディングス(地盤ネットHD)<6072>(東マ)は8月13日の後場、一段と強含む展開となり、13時にかけて4%高の221円(9円高)まで上げて出直りを強めている。10日発表の第1四半期決算はわずかに赤字だったものの、同日午前、広島県などに特別警報が出されるなど、災害をともなう豪雨が西日本各地で発生していることなどが買い材料になっているようだ。

 第1四半期の連結決算(2021年4~6月)は各利益とも7、8百万円の赤字だったが、売上高は前年同期比7.7%増加した。3月通期の予想は、おおむね順調に推移しているとして据え置き、売上高は前期比24.2%増の24.71億円、営業利益は同2.4%増の90百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は黒字に転換して70百万円。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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