ムサシは発行株数の6%規模の自社株買いと四半期黒字転換など好感され年初来の高値

■選挙関連株と位置付けられ、秋の衆議院選に向けて材料性を増す余地

 ムサシ<7521>(JQS)は8月18日、一段高で始まり、取引開始後は2155円(82円高)まで上げて約1週間ぶりに年初来の高値を更新している。17日に発表した第1四半期決算が各利益とも前年同期比で黒字に転換し、発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合6.26%の自己株式の取得(自社株買い)も発表し、好感されている。

 自社株買いは、東証『ToSTNeT-3』(自己株式立会外買付取引)に委託し、8月18日午前8時45分に実施。取得総数(上限)は45万株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合6.26%)。

 また、同社は選挙の集計システムなどを手掛けるため選挙関連株と位置付けられており、秋の衆議院選挙を念頭に注目する様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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