20日上場のシイエヌエスは買い気配のまま公開価格の25%高(午前10時前)

株式市場 IPO 鐘

■クラウド基盤事業など行い安定領域と成長領域で両面展開

 8月20日新規上場となったシイエヌエス<4076>(東マ)は、買い気配で始まり、取引き開始から1時間になる午前10時にかけては、公開価格1940円を25%上回る2425円で買い気配となっている。まだ初値はついていない。

 設立は1985年7月で、UNIXの日本語化、カーネル移植業務を開始。安定領域としての基盤・アプリケーション支援サービス(オンプレ基盤事業、業務システムインテグレーション事業)と成長領域としてのデジタル変革技術支援サービス(クラウド基盤事業、ビッグデータ分析事業、デジタル革新推進事業)を事業の柱とする。NTTデータ<9613>(東1)が4%近く保有する。

 業績予想(2022年5月期・連結、会社発表)は、売上高が52.70億円(前期比8.9%増)、営業利益は4.67億円(同2.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3.34億円(同0.7%減)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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