キッセイ薬品、子宮筋腫治療薬「イセルティ」新発売、経口GnRHアンタゴニストで症状改善へ
- 2026/3/19 10:58
- IR企業情報

■過多月経や疼痛を改善、エストロゲン抑制作用で子宮筋腫に対応
キッセイ薬品工業<4547>(東証プライム)は3月19日、子宮筋腫治療薬「イセルティ錠100mg」を新発売した。同剤は同社創製の経口GnRHアンタゴニストで、下垂体のGnRH受容体において拮抗作用を示し、ゴナドトロピン分泌を抑制することでエストロゲン産生を低下させ、過多月経や下腹痛など子宮筋腫に伴う症状の改善を図る治療薬である。
海外展開も進んでおり、技術導出先の英国セラメックス社は欧州で2024年9月に「Yselty」として発売し、同年11月には欧州医薬品庁から子宮内膜症の追加適応を取得している。台湾ではシンモサバイオファーマ社が発売準備を進めているほか、韓国やカナダでも開発が進行中である。国内では子宮内膜症を対象とした開発も進めている。
子宮筋腫は女性の70%以上が発症するとされ、特に30~40代に多く、過多月経や慢性的な疼痛により生活の質や社会活動に影響を及ぼす疾患である。同社は疾患啓発サイト「be loving」を通じて医療アクセス向上にも取り組んでおり、新薬の投入と啓発活動を通じて女性の健康課題解決と社会参画の促進に貢献する考えだ。なお、2026年3月期の連結業績予想に変更はない。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















