フランスベッドとNTTファイナンスは「超低床フロアーベッド」のリースについて協業

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■ニーズが高まっている「超低床フロアーベッド」を1台からリースで利用が可能となる

 フランスベッドHD<7840>(東1)の子会社フランスベッドとNTTファイナンスは、医療・福祉事業者向けに現場のニーズが高まっている「超低床フロアーベッド」のリースについて協業することを発表した。

 超低床フロアーベッドは、病院や介護施設で認知症の患者が、ベッドから落ちて怪我をする例があることから、そのような事故を防ぐために開発された今までに無い新しい発想で生まれた商品。

 認知症患者は、現在、全国に約439万いるが、年々その数は増加している。また、最近のニュースでも取り上げられているように、毎年、全国で約1万人が徘徊などによって行方不明になっているが、その主な原因は、認知症といわれている。介護の現場でも認知症患者が多くなり、ベッドからの転落事故防止の問題解決は焦眉の急となっている。

 このような背景のもと、フランスベッドが、万一の転落時の衝撃を緩和する超低床フロアーベッドを開発したことから、介護の現場では、なくてはならないものとして需要が高まっている。このベッドは、ボトム面の高さを、最高61cmから最低11cmまで動かすことが可能で、介護が必要な時は高くして介護の負担を軽減させることはもちろん、就寝時などには超低床の11cmまで下げることで、万一の転落の際の事故のリスクを軽減させることが可能。

 医療・介護現場での需要が旺盛であることから、今回、NTTファイナンスと協業することで、「超低床フロアーベッド」を1台からリースで利用できるようになり、販売促進キャンペーンを開始している。

1台からリースで利用できることから、医療・介護現場での超低床フロアーベッドの普及は急速に進むものと予想される。

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