トミタ電機が次第高、「⾮流通株式の適正化」に向けた期待再燃

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■東証「スタンダード市場」めざし「流通株式時価総額」向上はかる

 トミタ電機<6898>(JQS)は12月27日、次第高となり、13時30分にかけて10%高の2245円(201円高)まで上げ、本日現在までの高値に進んで出直りを強めている。1月決算に向けて業績動向への期待が再燃する様子があるほか、11月に東証の新市場区分「スタンダード市場」への上場に向けた⾮流通株式の適正化についての⾒直し、検討を開示したため、何らかの措置があるといった期待が出ている。

 「スタンダード市場」への上場に向け、「流通株式時価総額」が基準に達していないことを11月に開示し、適合に向けた計画書の中で、「流通株式時価総額の増加を推進するため、⾮流通株式の適正化について⾒直し、検討を進め」ると開示した。株式市場関係者からは、自社株買いや自己株式の消却などへの期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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