日本山村硝子が3日続伸、JR貨物との植物工場新設など好感される

■ケール・クレソン・セロリなど機能性・高栄養野菜を生産

 日本山村硝子<5210>(東1)は1月24日の後場、799円(6円高)で始まり、小幅だが3日続伸基調となって出直りを続けている。JR貨物(日本貨物鉄道株式会社、東京都渋谷区千駄ヶ谷)との合弁会社・山村JR貨物きらベジステーション株式会社(兵庫県尼崎市西向島町)が福井県大飯郡おおい町に植物工場を新設すると1月17日の夕方に発表し、引き続き買い材料視されている。

 発表によると、新工場は、投資額約22億円、着工は2022年1月、事業開始は23年4月、生産品目はケール・クレソン・セロリなど。日本山村硝子は、新規事業の一環として植物工場の研究開発を2006年より行っているという。連結業績はこの2年間赤字含みだったが、今期・2022年3月期は営業利益が黒字化する見込みとしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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