ケアネットが2週間ぶりに700円台を回復、国内での合弁会社や中国での提携など材料豊富

■中国最大級の医療プラットフォーム「医学界」とはアジア展開を推進

 ケアネット<2150>(東証プライム)は2月28日、次第高となって続伸幅を広げ、後場寄り後に711%高の49円(77円高)まで上げて約2週間ぶりに700円台を回復し、出直りを続けている。製薬企業向けの医薬営業支援サービスや医師・医療者向け医療コンテンツサービスなどを行い、中国で最大級の医師向け医療プラットフォーム「医学界」を運営する上海企業との提携(2月21日付ニュースリリース)、レセプトデータを活用した『PCSK9阻害薬』の処方実態に関する調査についての論文発表(2月26日付ニュースリリース)などが注目材料視されている。

 また、2024年度はサービス起ち上げ期と位置づけ、24年2月に株式会社フォレストホールディングス(福岡県福岡市)と合弁で株式会社クラックス(福岡県福岡市)を設立した。製薬企業から医薬品情報提供業務を請負い、九州エリアのターゲット医師に対しエンゲージメント(対話を通じた関係構築)創出を行っていく。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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