JFEホールディングスが一時9%高、第3四半期の黒字化と通期業績・配当予想の増額修正など好感される

業績でみる株価

■未定だった3月期末配当を80円(前期実績は10円)に

 JFEホールディングス<5411>(東1)は2月9日、大きく出直り、一時9%高の1702円(143円高)まで上げて今年1月17日以来の1700円台を回復、その後も1700円前後で強い相場を続けている。8日15時に発表した第3四半期連結決算(IFRS、2021年4~12月・累計)が各利益とも前年同期比で黒字転換し、3月通期の予想を増額修正。また、未定だった3月期末配当を1株80円の予定(前期実績は10円)としたため、好感買いが先行している。

 3月通期の連結業績予想は、売上収益を前回予想比0.7%増の4兆3700億円に見直し、税引前利益は同軸5%増の3680億円に、親会社の所有者に帰属する当期利益は同8%増の2700億円に見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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