海運株が逆行高、配当利回り高く「遠くの戦争は買い」の経験則も

■日本郵船、商船三井や川崎汽船など朝安のあと切り返す

 日本郵船<9101>(東1)は2月18日、9900円で始まった後1万円台を回復し、午前9時30分を過ぎては1万120円(120円高)まで上げ、日経平均の300円安に逆行高となっている。商船三井<9104>(東1)、川崎汽船<9107>(東1)も安く始まった後切り返し、全体相場に逆行高。各銘柄とも3月期末配当利回りが高いため、下げる局面を好機ととらえる買いが旺盛と見られている。また、ロシア・ウクライナ情勢からは引き続き目が離せないとして、「遠くの戦争は買い」という古い経験則を念頭に買う様子もあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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