PPMXは後場もストップ高で始まる、「目標株価を1000円」など買い材料視

■主力株が重く値の飛びやすいバイオ関連株に投機資金

 ペルセウスプロテオミクス(PPMX)<4882>(東マ)は2月21日の前場、ストップ高の416円(80円高)で売買された後そのまま買い気配となり、後場もストップ高買い気配で始まった。直接的には、SBI証券が投資評価を開始し、投資判断を「買い」、目標株価を1000円に設定したと伝えられており、大きく出直った。ロシア・ウクライナ情勢などを受けて日経平均構成銘柄などが重いため、値段の飛びやすいバイオ関連の材料株に投機資金が向かいやすくなっているようだ。

 これに先立ち、1月末から2月初にかけて300円台から565円まで大きく上げる場面があり、このときは開発中の「PPMX-T003」について大手製薬会社への導出活動が本格化するとの観測が聞かれ、買い材料視された。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る