東京電力HDが3日ぶりに高値更新、再稼働の原発に午後核燃料を搬入と伝えられ材料視

材料でみる株価

■電力株は軒並み高い、中東情勢を受け電気料金の値上げ環境が整う期待

 東京電力HD(東京電力ホールディングス)<9501>(東証プライム)は4月15日、後場寄り後に一段と強含んで1114.5円(68円高)まで上げ、3日ぶりに年初来の高値を更新し、2011年以来の高値に進んでいる。「核燃料搬入、規制委承認、柏崎原発、午後に開始、東電」(時事ドットコムニュース4月15日午前11時19分)と柏崎刈羽原発7号機の再稼働に関するニュースが伝えられており、期待材料視されている。また、イランのイスラエル攻撃を受けて中東情勢が一段と悪化する場合には原油・天然ガス高が再燃する可能性があり、電気料金の値上げ環境が整ってくるとの期待もある。電力株は軒並み高となっている。

 柏崎刈羽原発7号機については、「東電は同日午後4時ごろから搬入作業を開始する。実際の再稼働には地元自治体の同意が必要となるため、具体的な時期の見通しは立っていない」(同)などと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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