【株式市場】日経平均は573円安から回復し196円安、米露トップ会談に期待

株式市場 東京証券取引所 株価

◆日経平均は2万6926円01銭(196円06銭安)、TOPIXは1911.58ポイント(12.73ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億2590万株

 2月21日(月)前場の東京株式市場は、ロシアがウクライナ周辺での軍事演習を延長と伝えられたことなどで、日経平均は350円安で始まった後573円07銭安(2万6549円ちょうど)まで下押す場面があった。午前10時前に仏マクロン大統領が米バイデン大統領とロシアのプーチン大統領との会談を提案と伝えられ、日経平均は前引けにかけて急速に値を戻した。日本製鉄<5401>(東1)や三井住友FG<8316>(東1)、三菱地所<8802>(東1)などは10時前から堅調に転じた。

 マーケットエンタープライズ<3135>(東1)が大きく出直り、欧州向けの中古農機輸出事業など見直される様子。西部電機<6144>(東2)は業績拡大期待が強いとされ再び出直り拡大。ステラファーマ<4888>(東マ)はNHKワールド放送で21日から26日にかけて放送されることなどが言われて急伸。ジーダット<3841>(JQS)は3月末の株式分割など好感され2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億2590万株、売買代金は1兆3314億円。1部上場2182銘柄のうち、値上がり銘柄数は533銘柄、値下がり銘柄数は1549銘柄。

 また、東証33業種別指数は6業種が値上がりし、銀行、鉄鋼、保険、情報通信、小売り、石油石炭、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る