日本電設は東北新幹線の脱線も材料視され続伸、震度6級地震の復旧に期待

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■振動が気になっていたとの声もあり鉄建建設などにも注目広がる

 日本電設工業(日本電設)<1950>(東1)は3月16日、1729円(47円高)まで上げたあとも堅調で、3日続けて今年の高値を更新した。JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東1)グループの工事大手で、来期の業績回復に期待が強まっている上、宮城県と福島県を中心に16日深夜発生した震度6級の地震を受けて東北新幹線が脱線したことを受け、復興需要への期待も加わる形になった。

 東北新幹線を月に1度のペースで利用するという株式市場関係者によると、東北新幹線には何ヵ所か振動が激しくなるヵ所があり、脱線現場と伝えられた「白石蔵王」付近のほかに「水沢江刺」「北上」付近でも急に横揺れが激しくなることがあり気になっていたという。この際、突貫工事ではなく安全を最優先にした復旧をお願いしたいとし、復旧関連株として、鉄建建設<1815>(東1)などにも注目の範囲を広げる様子があった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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