ソフトバンクGは後場も反発幅拡大、自社株買いなど好感され日経平均への寄与度2位

株式市場 銘柄

■今年11月まで1年実施中、上限2億5000万株のうち3%取得

 ソフトバンクグループ(ソフトバンクG)<9984>(東1)は1月12日、後場もジリ高傾向となり、13時30分を過ぎては7%高の5748円(388円高)まで上げ、反発幅を広げている。16日の夕方に発表した自己株式の取得状況(自社株買いの途中経過)や、NY株式市場で出資先の中国・アリババ集団の株式(ADR:預託証券)が反発したと伝えられたことなどが買い材料視され、日経平均を約76円プッシュアップしている。日経平均への寄与度としては、東京エレク<8035>(東1)の同82円に次いで2位となっている。

 同社は2021年11月9日から22年11月8日までの日程で、取得上限株数2億5000万株、取得総額1兆円を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を実施している。
11日の発表では、12月末までに781万8400株を取得し、取得金額(取得に要した金額)は428億7022万5800円だった。株数ベースでは取得上限株数の3.1%を取得した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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