【株式市場】日経平均は一時941円高まで上げ768円高、NY株の大幅続伸など好感

証券取引所 銘柄

◆日経平均は2万6529円89銭(767円88銭高)、TOPIXは1890.03ポイント(36.78ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億3527万株

 3月17日(木)前場の東京株式市場は、NY株の大幅続伸などを受け、日経平均が408円高で始まった後も一段高となり、午前10時過ぎに940円93銭高(2万6702円94銭)まで上げて前引けも上げ幅700円台となった。米国の利上げ発表によって織り込み感が広がり、ロシア・ウクライナの停戦協議は歩み寄りの期待が出てきたとされ、株価指数ベースでの買いが広がった。米半導体株指数高を受けレーザーテク<6920>(東1)などが活況高、ソニーG<6758>(東1)やTDK<6762>(東1)なども高い。

 HOYA<7741>(東1)が半導体関連事業の好調と業績上振れ期待などで出直りを強め、日本ペイントHD<4612>(東1)は原油相場の軟化など好感され出直り急。千代田化<6366>(東2)は北米でのLNG増産の動きなど材料視する相場が再燃とされ急反発。カオナビ<4435>(東マ)は業績回復期待再燃とされ出直り拡大。セレスポ<9625>(JQS)は業績・配当予想の増額修正など好感され2日連続ストップ高。

 新規上場となった守谷輸送機工業<6226>(東2)は取引開始と同時に820円(公開価格は810円)で初値をつけ、高値は821円、前引けは767円となった。

 東証1部の出来高概算は7億3527万株、売買代金は1兆8119億円。1部上場2180銘柄のうち、値上がり銘柄数は1560銘柄、値下がり銘柄数は522銘柄。

 また、東証33業種別指数は27業種が値上がりし、精密機器、機械、電機機器、化学、ゴム製品、ガラス土石、サービス、輸送用機器、金属製品、非鉄金属、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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