データ・アプリケーションが固定電話のIP網移行(2年後に切替え開始)に向け新製品を発売

ビッグデータ デジタル

■メール送信機能のよりセキュアな先進認証(OAuth2.0認証)に対応

 データ・アプリケーション<3848>(JQS)は、2024年1月に切り替えがはじまる固定電話のIP網への移行(PSTNマイグレーション)に向けて、企業が従来型EDI(電子データ変換)からインターネットEDIへの移行を行うことなどを踏まえ、3月7日から、Web-EDI製品「ACMS WebFramer」とそのオプションの最新版V1.9を発売開始した。

 2024年1月に切り替えがはじまる固定電話のIP網への移行(PSTNマイグレーション)により、企業は従来型EDIからインターネットEDIへの移行を余儀なくされている。データ・アプリケーションでは、この移行においてエンタープライズ・データ連携基盤ACMS ApexやB2BサーバACMS B2BをベースとしたインターネットEDIへの切り替えを提案している。

 また、取引量の少ない中小規模の企業との取引向けには、WebブラウザベースのWeb-EDIを容易に構築できるACMS WebFramerを提案し、インターネットEDIとWeb-EDIとの統合運用管理より企業間商取引業務の効率化を推進している。

 様々なソフトウェアやサービスにおいてセキュリティ強化が進む中、マイクロソフト社Exchange OnlineやGoogle社Google Workspaceは、ユーザ認証方式を基本認証からよりセキュアな先進認証:OAuth 2.0認証への切り替えを予定している。今回のACMS WebFramerの最新版では、これらのメールサービスを利用し取引先や社内担当者などへメール送信する場合に、この先進認証:OAuth2.0を利用できるように対応した。加えて、Contents Security Policy(CSP)にも対応し、サーバサイドからWebブラウザに対してコンテンツの使用ポリシーを伝えて各種Web攻撃を回避することが可能となった。

 また、ノーコードツールとしてのAWFTOOLの最新版では、自動生成される取引先向け業務画面において、登録ボタン押下後の確認ダイアログ表示による誤操作防止や項目数の多い明細レコードの複数行表示での視認性の向上、ダウンロード・印刷操作日時での業務処理対象データの容易な特定を可能にしたなど、幅広い範囲でのエンハンスを行い操作性・業務運用性を向上させた。

 データ・アプリケーションは、EDIの2024年問題を容易にかつ確実に解決するEDIソリューションを提供し、インターネットEDIへの移行やWeb-EDIによる取引業務効率化を推進するとともに、社内外のデータをシームレスに連携し、データの利活用を促進する企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支えるデータ連携基盤を提供している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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