LINEヤフー、「Quickインタビュー」の提供開始、低コストで迅速な調査を実現

■調査会社への依頼コスト不要、ユーザー自身でインタビューを実施

 LINEヤフー<4689>(東証プライム)が提供する「LINEリサーチ」は1月29日、セルフ型オンラインインタビューツール「Quickインタビュー」の提供を開始したと発表。このツールは、ユーザー自身が調査テーマに合った対象者を募集し、最短当日中にオンラインインタビューを実施できる。インタビューはZoomを用いて行われ、生成AIによる文字起こし・要約機能も提供される。これにより、調査会社への依頼コストやインタビュー後のテキスト化作業が不要となり、低コストかつ迅速な調査が可能となる。

■低コストで迅速な調査を実現、生成AIが文字起こし・要約を自動化

 「Quickインタビュー」は、調査アンケートの作成からインタビュー実施までをユーザー自身が行うセルフ型ツールだ。募集開始から最短当日中に対象者の声を聞くことができ、インタビュー後には生成AIが自動的に文字起こしと要約を行う。これにより、従来のインタビュー調査に比べて大幅な時間とコストの削減が実現される。特に、迅速な意見収集が必要な場面や、予算が限られている場合に有効だ。また、文字起こしや要約の手間が省けるため、ユーザーは商品やサービスの企画・戦略策定に集中できる。

■若年層の声を手軽に収集、700万人以上のモニターを活用したセルフ型ツール

 「LINEリサーチ」は、国内最大級の700万人以上のモニターを保有しており、その半数は10〜20代の若年層だ。このため、「Quickインタビュー」は若年層の意見を収集するのに最適なツールとなっている。また、自社ではコンタクトが難しいライトユーザーや競合他社ユーザーの声を聞くことも可能だ。インタビューの基本料金は30分で1名あたり28,000円(税抜)からで、最低3名からの実施が可能。生成AIによる効率化と合わせ、多様な調査ニーズに対応できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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