ワコムが年初来の高値に向けて出直る、アートスパークHDとの提携など好感

銘柄フラッシュ

■アートスパークHDの2位株主に、クリエイティブ創作体験など共同開発

 ワコム<6727>(東証プライム)は4月13日、時間とともに出直りを強め、午前10時40分過ぎには940円(38円高)まで上げて今年4月5日につけた年初来の高値971円に向けて上値を指向している。11日、アートスパークホールディングス(アートスパークHD)<3663>(東証スタンダード)への出資を含む資本業務提携を発表。一日置いて評価が強まる相場になっている。アートスパークHDも高い。

 4月28日払い込み予定で第三者割当増資を引き受け、アートスパークHDの持株比率5.03%の2位株主になる。アートスパークHDにとっては差引手取り概算15億9132万円の資金調達になる。業務提携では、両社の製品を通じたクリエイティブ創作体験の共同開発、「KISEKI ART」サービスと「CLIP STUDIO PAINT」の連携による新しい価値提供のための共同開発、デジタル著作権管理、創作にまつわる権利保護に向けた技術の「CLIP STUDIO PAINT」への実装、などを行う。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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