ジャパンエンジンコーポは環境エンジンの受注急拡大など注目されストップ高

■原油高騰やCO2排出などの環境意識の高まりを背景に脚光

 ジャパンエンジンコーポレーション<6016>(東証スタンダード)は4月13日、急伸商状となり、ストップ高の1134円(150円高)で始まった後もストップ高で売買され、取引時間中としては今年3月28日以来の1100円台を回復している。12日付で、「UEC42LSH型機関の国内外受注が急拡大」と発表しており、注目集中となった。

 発表によると、「UEC42LSH型機関」は、中小型ケミカル船やハンディサイズバルクキャリア向け主機として開発した発動機で、昨今の原油高騰やCO2排出などの環境意識の高まりを背景に脚光を浴びているという。2020年度の6台連続受注に引き続き、最近の主にハンディサイズバルクキャリアの市場活況を背景に、受注確定・内定などで、累計30台を超える受注を確保できる見通しになった。また、中国のライセンス先では、短期間のうちに20台の受注を獲得したという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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