モビルスが再び出直る、大幅増益予想を据え置きベネッセコーポ向けサービスにも期待

業績でみる株価

■今8月期は売上高22%増、経常利益93%増など見込む

 モビルス<4370>(東証グロース)は4月15日、11%高の954円(99円高)まで上げた後も7~10%高で推移し、年初来の高値960円(4月4日)に向けて出直りを強めている。コンタクトセンター向けSaaSプロダクト(モビシリーズ)などのCXソリューションを提供し、14日、第2四半期決算とベネッセホールディングス<9783>(東証プライム)のベネッセコーポレーション向けサービス開始を発表し、買い材料視されている。

 今8月期の業績見通し(非連結)は売上高15.06億円(前期比22.0%増)、経常利益2.62億円(同92.9%増)などの大幅増益見通しを据え置いた。ベネッセコーポレーションの「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」問い合わせ窓口のチャット対応にて「Secure Pathオペレーション フェーズ2(本人確認プロセスの自動化)」を2022年3月から開始し、開始から1ヶ月間の結果として、「Secure Pathオペレーション フェーズ1」と比べて対応時間を25%削減したという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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