梅の花が後場大きく出直る、4月決算の予想を増額修正、営業利益は従来予想の9倍の見込みに

■コロナ禍において落ち込んだ業績回復を目指し生産性向上に取り組む

 梅の花<7604>(東証スタンダード)は6月12日の13時に2024年4月期(通期)の連結決算予想の大幅な増額修正を発表し、株価は直後に一時6%高の1055円(61円高)まで急動意となり、大きく出直っている。コロナ禍において落ち込んだ業績回復を目指し、様々な施策を講じた結果、営業利益は従来予想を13.3%上回る8億19百万円の見込み(前期の9.2倍)になるとした。

 発表によると、コロナ禍において落ち込んだ業績回復を目指し、引き続き各事業部門の組織運営力の強化及び管理業務の合理化・効率化を行うとともに、セントラルキッチンの生産性向上に取り組み収益力の向上に尽力している。各事業部門においては、メニューのリニューアル、顧客接点強化による認知度及び来店客数の増加、店舗管理体制の強化並びにコスト削減等に努めてきた。この結果、24年4月期の連結売上高は従来予想を0.4%上回る298億16百万円の見込み(前期比8.6%増)になり、親会社株主に帰属する当期純利益は有価証券売却益の計上もあり同33.5%上回る10億20百万円の見込み(黒字転換)になった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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