サイエンスアーツは業績予想の増額修正など好感されストップ高、「Buddycom」採用拡大も好感

■今8月期の売上高は従来予想を33%上回る見込みに修正

 サイエンスアーツ<4412>(東証グロース)は4月15日、急伸し、午前10時20分過ぎにストップ高の3785円(700円高)で売買された後もストップ高で売買され、取引し寒中としては今年4月7日以来の3700円台を回復した。14日の15時に第2四半期決算と8月通期業績予想の増額修正を発表し、ニュースリリースとしてはライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」のゲームセンター企業への採用も発表、買い材料視された。

 今期・2022年8月期の通期業績予想は、売上高が従来予想を33%上回る見込みとし、営業利益はこれまでの0.9億円の赤字予想を0.6億円の赤字予想とするなど、各利益とも赤字縮小の見込みとした。アクセサリーの売り上げ拡大が主要因。また、14日、デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」が、全国約200店舗のゲームセンターを運営する株式会社GENDA GiGO Entertainment(東京都大田区、GGE社)に採用されたと発表した。さらなる業績向上につながる要因として注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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