トーセがストップ高、家庭⽤ゲームソフトの需要は引き続き旺盛で⼤規模・⾼度な要望多い

■朝、第2四半期の決算説明資料をアップし株価が急反応

 トーセ<4728>(東証スタンダード)は4月25日、急伸商状となり、午前10時にかけてストップ高の799円(100円高)まで上げ、あとそのまま買い気配となっている。午前9時30分過ぎに「第2四半期決算説明資料」を同社ホームページなどに開示し、あらためて業績動向などが好感された。

 2022年8⽉期・第2四半期の決算は4月13日に発表し、売上高は前年同期比43.5%増加し各利益とも黒字化したが、21年10月に発表した予想には売上高が約3%届かず、各利益は4割から5割の未達だった。これついて、前期受注したスマートフォン向けゲーム開発案件が顧客都合で開発中止となったことなどがあり、家庭⽤ゲームソフトの需要は引き続き旺盛で、⼤規模で⾼度なご要望が多く、「下期はそのような案件の稼働を多く⾒込んでおります」などとした。通期の業績予想は大幅増益の前回発表を据え置くとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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