大興電子通信は3月決算の純利益予想40%増額など好感され大きく出直る

■ソフトウェアサービス堅調、営業利益は38%上回る見込みに

 大興電子通信<8023>(東証スタンダード)は4月25日、大きく出直り、一時9%高に迫る442円(35円高)まで上げて今年3月1日以来の440円台を回復している。22日の15時に2022年3月期の連結業績予想のうち各利益予想の増額修正などを発表し、好感買いが先行している。営業利益は従来予想を20.0%上回る15.6億円の見込み(前期比38.5%増)の見込みとした。

 親会社株主に帰属する当期純利益は同じく39.8%上回る12.3億円(前期は4.5億円の赤字)の見込みとした。ソフトウェアサービスが比較的堅調に推移し、新型コロナウイルス感染症の影響で販管費が減少したことから営業利益増となったため、税金等調整前当期純利益の増加に伴う繰延税金資産の計上が想定を上回った。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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