【株式市場】日経平均は一時816円安となり735円安、米大幅利上げ観測など影響

東京証券取引所

◆日経平均は2万7088円86銭(735円43銭安)、TOPIXは1904.05ポイント(39.04ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は6億1384万株

 6月13日(月)後場の東京株式市場は、米国が現地14、15日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で0.75%幅などの大幅利上げに踏み切るといった観測が言われ、鉄鋼、自動車、半導体、電気・精密、機械、海運、大手商社などの代表銘柄が安い。日経平均も454円安で始まった後急落し、午前10時半頃に815円80銭安(2万7008円49銭)まで下落。中で、原発再開日程を前倒した関西電力<9503>(東証プライム)が高く、百貨店株、重工株などの一角も堅調。日経平均も前引けは若干持ち直した。

 石油資源開発<1662>(東証プライム)が大手証券の目標株価引き上げなど好感されて小高く、ラクーンHD<3031>(東証プライム)は上振れ決算と自社株買いなどで活況高。国際紙パルプ商事<9274>(東証プライム)は国際的なパルプ市況高などでジリ高傾向のなか高値に接近。マツモト<7901>(東証スタンダード)は引き続き今期黒字化予想の決算など好感されて一時ストップ高。窪田製薬ホールディングス<4596>(東証グロース)は米国での医療機器「登録」など好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億1384万株、売買代金は1兆4517億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は305銘柄、値下がり銘柄数は1483銘柄。

 また、東証33業種別指数は3業種が値上がりし、電力ガス、食料品、水産農林、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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