パシフィックネットが一段と出直る、世界農業遺産の観光に「イヤホンガイド」採用など好感

■5月決算の発表を7月15日に予定し次第に注目度高まる

 パシフィックネット<3021>(東証スタンダード)は6月24日、ジリ高傾向となり、午前10時40分には4%高の1336円(51円高)まで上昇、今週前半に続き一段と出直り基調となっている。2022年5月期の決算発表を7月15日に予定するため注目度が高まる頃合いになってきた上、24日付で、連結子会社ケンネット(東京都中央区)のガイドレシーバー「イヤホンガイド」が世界農業遺産の観光などを行う一般社団法人みやぎ大崎観光公社(宮城県大崎市)に採用されたと発表し、ロングセラー商品が改めて注目し直されている。

 「イヤホンガイド」は、送信機と受信機からなる一方向の無線ガイドレシーバーで、1997年の発売以来、観光地をはじめ、工場・施設見学、美術館・博物館、セミナー会場、国際会議での同時通訳、スポーツ会場での解説など幅広いシーンで利用されている。旅行関連市場では90%以上の国内シェアを有している。観光地を中心に年間約70万人に利用されている。

 みやぎ大崎観光公社は、世界農業遺産に指定された宮城県大崎市を地盤に、5つの温泉地で構成される「鳴子温泉郷」や、県を代表する紅葉の名所「鳴子峡」「鳴子ダム」、国際的に人気の「鳴子こけし」などの伝統文化の魅力をわかりやすく、楽しく伝えるべく、四季を通じ様々なツアーを企画している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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