サンリオは中国アリババグループとのライセンス契約など好感され15%高

銘柄フラッシュ

■中国市場でのサンリオブランド、キャラクター価値が更なる向上へ

 サンリオ<8136>(東証プライム)は6月30日、急伸商状となり、取引開始後に15%高の3120円(408円高)まで上げた後も上げ幅350円前後で推移し、2015年以来の3000円台に進んでいる。29日の17時、サンリオ上海が中国アリババグループのAlifish社とマスタ―ライセンス契約を締結したと発表し、注目されている。

 発表によると、中国子会社サンリオ上海(Sanrio(Shanghai)Int’l Trade Co.,Ltd)が6月29日付で、サンリオが所有するキャラクターの中国大陸におけるマスターライセンス契約を、ALIBABA SHOUQUANBAO(TIANJIN)CULTURE COMMUNICATION CO.,LTD(本社:天津)と締結した。これにより、Alifish社はサンリオキャラクターのデザインされた商品の中国大陸における製造・販売およびそのライセンスを行う独占的権利を取得することになった。また、サンリオ上海はAlifish社から一定のロイヤリティを受けることになる。中国大陸市場におけるサンリオブランド及びキャラクター価値の更なる向上を目指すことになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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