ブイキューブが連日高値を更新、メタバース事業や防災DXソリューションに注目集まる

■連日の猛暑でテレワーク関連銘柄としての注目も再燃の様子

 ブイキューブ<3681>(東証プライム)は7月1日、取引開始後に14%高の1300円(163円高)まで上げて年初来の高値を連日更新し、午前10時を過ぎても上げ幅100円前後で強い相場となっている。6月30日付で、「株式会社ハシラス(東京都北区)が開発・提供するメタバース「めちゃバース」に、数千人規模の同時音声チャット機能を支えるため、ビデオ通話・ライブ配信SDK『Agora』を提供した」と発表し、メタバース関連事業への進出、取組に注目が集まった。また、関東地方などで連日の猛暑が続くため、テレワーク・リモートワーク関連銘柄として注目し直す様子もある。

 また、7月から、国土強靱化新時代に向けた防災DXソリューションとして、「V-CUBE コミュニケーションマップ」を提供開始すると6月初に発表しており、期待されている。複数拠点で同時に起きている事案とそれらに紐づくコミュニケーションを一つの地図上にまとめ、動画やオンライン通話などの従来のコミュニケーション方法に地図を使った視覚的機能を加え、有事の際など、強固なリアルタイムのコミュニケーションを支援するという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る