エスプール、宮崎県日南市とゼロカーボンシティ推進に向けた連携協定を締結

■地域資源を活用した持続的なまちづくりを促進

 エスプール<2471>(東証プライム)は7月12日の午後、同日付で、宮崎県日南市(髙橋透市長)と包括的連携協定を締結し、日南市の地域資源や機能を活用したゼロカーボンシティへの取り組みを開始することになったと発表した。

 ゼロカーボンシティの推進に向けた全般的な支援・アドバイスなどを通じて、日南市の地域資源を活用した持続的なまちづくりに向けて、市民や事業者等の皆様と協力・連携を密に図っていく。

 12日には、子会社で環境経営支援サービスなどを行うブルードットグリーン株式会社がTAKARA&COMPANY<7921>(東証プライム)の宝印刷株式会社(東京都豊島区)、との間で業務連携し、環境情報開示支援などのサポートを行うことも発表した。

■日南市との業務連携の背景および目的

 エスプールは2016年、誘致企業として宮崎県日南市に事業所を開設し、地域の雇用創出に取り組んでいる。現在は、環境課題の解決にも取り組んでおり、子会社のブルードットグリーン株式会社では、上場企業を中心とした約400社に対して、環境経営支援サービス(GHG排出量算定/削減コンサルティング・カーボンオフセット仲介・情報開示支援等)を提供している。

 一方、日南市においては、2050年までに温室効果ガスの排出ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を、2022年3月に宣言している。このような中、当社は日南市と連携協定を締結し、同市のゼロカーボンシティ実現に向けた支援を行うこととなった。

 今回の連携では、当社グループが有する環境経営のノウハウや知見を活用していくことで、自治体の脱炭素への取り組みを積極的に後押ししていく。また、本プロジェクトでは、日南市の地域資源を活用した持続的なまちづくりに向けて、市民や事業者等の皆様と協力・連携を密に図っていく。

■業務連携の内容

・ゼロカーボンシティの推進に向けた全般的な支援・アドバイス
・2030年、2050年の温室効果ガス排出量削減に向けたロードマップづくり
・日南市の豊富な資源(森林、海、河川等)のポテンシャル活用調査
・市民及び事業者への周知や環境活動に対する啓発など
・再生可能エネルギーや省エネルギーの導入支援
(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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