【株式市場】日経平均は44円安となり2日続落、「感染」拡大による経済活動への懸念など漂う

東京証券取引所

◆日経平均は2万7655円21銭(44円04銭安)、TOPIXは1943.17イント(0.04ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は8億6989万株

 7月26日(火)後場の東京株式市場は、新型コロナ感染拡大に加え「サル痘」なる奇病の発症者が伝えられ、経済活動への影響などを漠然と気にする様子がうかがえ、個別物色の様相を強めた。値がさ半導体株が全体に安い中でレーザーテック<6920>(東証プライム)は堅調。在宅再燃予想などでクリナップ<7955>(東証プライム)が一段と強含み、医療人材事業も手掛けるクリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)も一段高で2000年以降の高値を更新。資源株や非鉄金属株も高い。日経平均は1円93銭安で始まり、14時過ぎまでほとんど小動き横ばいで推移し、大引けにかけて一段値を消し3日続落となった。

 後場は、インソース<6200>(東証プライム)が前取引日に発表した業績予想の増額修正など好感されて一段高となり、朝方は一時軟化したが、これによって需給が好転したとの見方も。大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>(東証プライム)などチタン2社は米ボーイングが航空ショーで大口受注との報道を受け活況高。不二ラテックス<5199>(東証スタンダード)と不二硝子<5212>(東証スタンダード)は「サル痘」で需要拡大との期待が言われ前場ストップ高で売買されたまま大引けまで買い気配。バリュエンスホールディングス<9270>(東証グロース)は一段ジリ高基調となり「SDGs」の広がりなど背景に身近なリユースショップの利用が拡大する傾向との見方やトレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)の好決算を受けた連想などで高値更新幅を拡大。

 東証プライム市場の出来高概算は8億6989万株(前引けは4億4605万株)、売買代金は2兆1460億円(同1兆1217億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1064(前引けは1102)銘柄、値下がり銘柄数は682(同631)銘柄。

 また、東証33業種別指数は18業種(前引けは21業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、石油石炭、保険、非鉄金属、ゴム製品、その他金融、不動産、機械、繊維製品、銀行、水産農林、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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