NSDは純利益20%相当額以上の自社株買いを毎年実施など好感され出直る

■消却も自己株保有比率15%超の場合は10%程度まで実施

 NSD<9759>(東証プライム)は8月26日、2520円(72円高)まで上げた後も堅調に推移し、取引時間中としては3日ぶりに2500円台を回復しながら出直っている。25日の17時に自己株式の取得(自社株買い)と消却を発表し、「株主還元の一環として、連結当期純利益20%相当額以上の自己株式を毎年取得する方針」としたため、好感買いが優勢になった。また、消却についても、自己株式の保有比率が「15%を超えた場合は、翌事業年度に10%程度まで消却する」方針を改めて開示し、300万株を2022年9月28日に消却するとした。

 25日発表の自社株買いは、取得しうる株式の総数106株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の1.36%)、取得総額25億円(上限)の範囲で、2022年8月26日から同年10月7日まで実施する。このうち62万株を8月26日の朝、東証『ToSTNeT-3』(自己株式立会外買付取引)に委託して買付けた。

 株式市場関係者の中には、素晴らしい株主還元方針だとして、このような還元を行う企業には政府が補助金を出せば「資産倍増」を促進させるのではないか、といった見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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