INPEXが高値を更新、イランが改めて報復を宣言などと伝えられ原油相場が反発

石油コンビナート

■ガザではハマス指導者の息子3人空爆で死亡と伝えられ緊張激化の予想

 INPEX<1605>(東証プライム)は4月11日、再び上値を追って始まり、取引開始後は2553.0円(80.5円高)まで上げて4日ぶりに直近の高値を更新し、2008年以来の高値に進んでいる。中東情勢が再び緊張と伝えられ、NY原油相場が再び値上がりし、買い材料視されている。INPEXはイラン原油の権益を保有している。

 米国10日のNYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)の原油先物は3日ぶりに反発し、中心限月が1.1%高の86.21ドルと伝えられた。中東情勢を巡っては、「ハマス指導者の息子3人、イスラエルの空爆で死亡」(ロイターニュース4月11日午前4時)と伝えられたほか、「イランの最高指導者ハメネイ師は10日に首都テヘランで演説し、シリアのイラン大使館の建物が空爆されたことを巡り、(中略)改めて報復を宣言した」(日経電子版4月11日午前5時)などと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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