【株式市場】日経平均は220円高、4日ぶり反発基調、円安恩恵銘柄など買い直す

◆日経平均は2万6651円60銭(220円05銭高)、TOPIXは1882.09ポイント(17.81ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億3837万株

 9月27日(火)前場の東京株式市場は、円相場が再び1ドル144円台に入ったことなどを受け、トヨタ自<7203>(東証プライム)や信越化<4063>(東証プライム)など円安が追い風になる銘柄が反発し、9月期末配当の権利付最終日に当たる9月28日を前に配当狙いの買いも見られた様子。JR東日本<9020>(東証プライム)は前引けにかけて小高くなった。ソニーG<6758>(東証プライム)も前日まで5日続落だった反動高があるとされてしっかり。日経平均は153円高で始まり、午前10時頃に248円65銭高(2万6680円20銭)まで上げた。中盤から鉄鋼、海運株が値を消したため伸び悩んだが前引けも上げ幅200円台で4日ぶりの反発基調となった。

 シンクロ・フード<3963>(東証プライム)が業績上ぶれ期待に加え10月中旬からの『全国旅行割』開始など材料視されて大きく反発し、ハピネット<7552>(東証プライム)は業績予想の増額など好感され急伸。AIメカテック<6227>(東証スタンダード)はJUKI<6440>(東証プライム)との資本業務提携など好感されストップ高。アースインフィニティ<7692>(東証スタンダード)はメタバース事業への取組などによる9月初から上げ続けて需給が締まったとされ急伸に発展しストップ高。Unipos<6550>(東証グロース)は人事の発表が顧問に大物を招聘と受け止められたようで急伸しストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億3837万株、売買代金は1兆2507億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1489銘柄、値下がり銘柄数は273銘柄。

 東証33業種別指数は31業種が上げ、海運、不動産を除く全業種が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る