【株式市場】日経平均は11月1日以来の2万3000円割れとなったが後場は700円安で小動き

株式

◆日経平均は2万2605円41銭(781円33銭安)、TOPIXは1618.26ポイント(55.74ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加し17億7802万株

チャート7

 2月25日(火)後場の東京株式市場は、前場の急落(日経平均一時1051円安)ばめんで流入した指数連動投信などへの逆張り買いが一巡したとされ、日経平均は739円安え始まったまま下げ幅700円台で推移した。前場活況高となった新型コロナ肺炎関連株は高値もみ合いに転じ、富士通<6702>(東1)キヤノン<7751>(東1)などは一段ジリ高。日経平均は大引けまで大きな動きがなく、終値で11月1日以来の2万3000円割れとなった。

 後場は、ジャストシステム<4686>(東1)が中旬発表の四半期決算の大幅増益などを再評価する動きとされて一段高となり、アイスタディ<2345>(東2)は今年開始したブロックチェーン新事業への期待などが言われて一段高。ファンデリー<3137>(東マ)は日々の塩分摂取量を適正に保つガイドラインなどにかかわる新サービスが注目されて高い。第一商品<8746>(JQS)などの商品取引株は国内金相場の連日最高値などを受けて活況高。

 東証1部の出来高概算は増加して17億7802万株(前引けは9億4220万株)、売買代金は3兆3101億円(1兆6278億円)。1部上場2160銘柄のうち、値上がり銘柄数は26(前引けは46)銘柄、値下がり銘柄数は2129(同2105)銘柄。

また、東証33業種別指数は全業種が値下がり(前引けも全業種が値下がり)し、値下がり率の小さい業種は、石油・石炭、精密機器、情報・通信、電力・ガス、化学、銀行、その他製品、保険、小売り、機械、などとなった。(HC)

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