【株式市場】日経平均は一時720円高まで上げて624円高、NYダウ大幅高など好感

◆日経平均は2万6840円75銭(624円96銭高)、TOPIXは1894.86ポイント(47.28ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億6429万株

 10月4日(火)前場の東京株式市場は、NYダウ765ドル高屋円相場の軟化を受けて株価指数の先物が先行高となり、日経平均は437円高で始まり、時間とともに上げて午前11時前に720円16銭高(2万6935円95銭)まで上げた。自動車、電気精密、機械、半導体関連株、大手商社株などの上げが目立ち、業績予想の増額修正を発表した伊藤忠商事<8001>(東証プライム)は6%高。三井住友FG<8316>(東証プライム)などの銀行株、INPEX<1605>(東証プライム)などの資源株も高い。日経平均は前引けも上げ幅600円台で大幅続伸基調となった。

 クスリのアオキHD<3549>(東証プライム)が第1四半期の経常利益79%増などの大幅増益など好感され急伸。日本板硝子<5202>(東証プライム)は業績上振れ期待や右肩上がり継続の値動きなど魅力とされ出直り拡大。And Do ホールディングス<3457>(東証プライム)はリバースモーゲージ保証先の銀行・信金数40行庫など好感され出直り継続。インタースペース<2122>(東証スタンダード)は「ネット広告の取引透明化」(日経新聞4日朝刊)報道など材料視され急伸ストップ高。9月22日上場のFPパートナー<7388>(東グロース)、29日上場のプログリット<9560>(東証グロース)は高値に急接近。

 東証プライム市場の出来高概算は6億6429万株、売買代金は1兆5420億円。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は1768銘柄、値下がり銘柄数は55銘柄。

 東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、卸売り、鉱業、石油石炭、鉄鋼、精密機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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