マーケットエンタープライズが6日続伸、自治体との不要品リユース事業に注目続く

■神戸市では実証期間中の6割がソファやテーブルなど、2割が家電

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は10月11日の後場、一段と強含んで6日続伸基調となり、14時40分過ぎには1090円(69円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。9月30日付で、神戸市のリユース活動推進事業に同社のリユースプラットフォーム「おいくら」が本格導入され10月から本格展開と発表し、翌取引日から連日高となっている。10月7日付の読売新聞朝刊・多摩版には、「おいくら」と東村山市(東京都)が連携した不要品リユース事業が紹介された。「おいくら」を導入・連携する自治体が拡大している。

 「おいくら」は、不要品を売りたい人が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができ、売却できる。発表リリースによると、神戸市では、本格導入前の実証期間中(2022年4月から8月)に同市ホームページ内の「大型ごみ」から「おいくら」へ寄せられた買取り依頼は合計1788件(商品数の合計は3528点)となり、うち6割がソファやテーブル、イスなどの大型製品で、およそ2割が家電だったという。SDGsの時代に「捨てない暮らし」と「粗大ごみ減少」を調律させる取り組みとして注目が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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