サイバートラストが出直り拡大、「政府の端末サイバーリスク総点検」と伝えられ期待強まる

■マイナンバーカードの利用促進に関連する銘柄としても注目集まる

 サイバートラスト<4498>(東証グロース)は10月17日の後場、5%高の3650円(180円高)で始まり、前場の一時3685円(215円高、6%高)に続いて大きく出直っている。ウェブセキュリティサービス、脆弱性診断サービスなど情報セキュリティサービスを総合的に提供しており、この日、「サイバーリスク総点検、政府の端末、来年から」(日本経済新聞10月17日付朝刊)と伝えられ、買い材料視されている。また、認証サービスなどでマイナンバーカードの利用促進に関連する銘柄としても注目されている。業績は好調で、純利益などが連続最高を更新する見込みとしている。

 このサイバーリスク総点検については、10月中にとりまとめられる「総合経済対策」に盛り込み、2022年度の補正予算案で手当すると伝えられた。経済波及効果の点で即効性のある事業として注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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