テクマトリックスの第1四半期は、情報基盤事業、アプリケーション・サービス事業共に2ケタ増収で、営業利益は大幅増益となる

■今期通期は増収増益で最高益更新を見込む

 テクマトリックス<3762>(東1)の今期第1四半期は、情報基盤事業、アプリケーション・サービス事業共に2ケタの増収で、営業利益は大幅増益となった。

 第1四半期連結業績は、売上高48億48百万円(前年同期比22.8%増)、営業利益1億04百万円(同63.8%増)、経常利益1億06百万円(同22.3%増)、純利益25百万円(同42.8%減)であった。
 最終利益が大幅減益となった要因は、事務所移転費用29百万円を特別損失として計上したことによる。

 同社の事業は、情報基盤事業とアプリケーション・サービス事業に分かれている。
 事業別の業績は、情報基盤事業は売上高33億02百万円(同26.0%増)、営業利益1億32百万円(同22.3%減)であった。
 アプリケーション・サービス事業は、売上高15億45百万円(同16.4%増)、営業利益△27百万円(前年同期△1億06百万円)と2ケタ増収により、赤字幅が大幅に縮小した。

 今期16年3月期通期連結業績予想は、売上高204億円(前期比10.8%増)、営業利益13億円(同15.0%増)、経常利益13億円(同14.8%増)、8億40百万円(同43.7%増)と最高益更新を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る